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バラから教えられた

葡萄園にバラはつき物。ブルゴーニュもそうだったし、各地のワイナリーにもバラが植えてある。私も、バラの香りが好きで少々だが植えてある。そんな事もあり、ふと、テレビ番組のローズレッスン12ヶ月という番組を見ていた。小山内健さんという方の講義であった。シュートの処理方法を解説していた。「適当な高さに切る、そのまま放っておくと陰になるし、摘心すれば他のところが伸びてきます。」確かこういう説明だった。
私の琴線に触れたのは「他のところが伸びてきます」の部分だ。伸張を「止める」という事は、「伸ばす事」につながるのだ。う~~ん、含蓄が深い。
葡萄の摘心は一般的には開花結実生理に関する時期に行うのとベレーゾン期に入る前後にもうこれ以上伸ばしてはいけないと摘心を重ねる。かってにだが、問題にしているのは後記の時期だ。
つまり、この時期の摘心は伸ばさない事を目的に行う。だが、止める事は伸ばす事になるとすれば、止めているつもりが実は伸ばしている事になる。着色を進めるつもりが実は遅れさせている事になるのだ。だから、効果がはっきりしないのだ。
そうなれば、これから始めようとしている短梢栽培の摘心が、必要になれば、行う時期は6月の果実肥大期になり、ベレーゾン期以降は厳禁なのだ。事実となれば、私にとっては、目から鱗である。
そういえば、今回の選挙、どこかの政党が止められたら、どこかの政党らがえらく伸張した。節理は人間社会も植物も一緒なのか。
あれ、思い出してきた。R先生が十数年前、摘心の話を持ちかけたら、悪くなるだけだと話の相手にもなってくれなかった。そう言う事だったんだ。止める事は伸ばす事になるんだ。まったく、この年になってもまだだめだ。子曰く、40にして惑わず。嘘付け、60にしてまだ惑う。まったく出来が悪い。自暴自棄というんだろうな。そうだ、忘れてはいけない。せめてお礼に、小山内健さんの本を買おう。
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