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「思い」と「型」・・・葡萄の2

葡萄の思いは葡萄が発するアナログな情報、思いをこちらが理解する他はない。
よく、植物と話をするというのはこういうことなんだろう。葡萄には声帯の器官は無いから(?)アッホ。
だが、良く人をだますなんてことも言う。みかんや柿の着果予測でひどい目に遭ったことがある。自分だけではないがまったく分かっていないことが何度もあった。
だました葡萄が悪いのか、だまされた自分が悪いのか。東京ブルースみたいなもんだ(これが分かる人は昔の歌大好きなカラオケ好きな人)
経験を重ねて来てもたかが40回の栽培経験だ。工業製品とは物差しが違う。でも、少なからず毎年少しづつだが理解できるようになる。だがそれも今年のように梅雨入りが極端に早くなるとなんの意味もなくなってしまうぐらい葡萄にとっても自分にとってもひどい間に合ってしまう。

そんなとき、救いは揃っていないことだ。不揃いの葡萄たち・・うん、リンゴじゃなかったっけ。生育を斉一にするというが、斉一にしない方がリスクを回避できる。家の周辺にいる野良猫を見ていても気の小さい猫、すぐに餌に飛びつく猫、人に絶対なつかない猫、すぐなつく猫。色々な性格の猫がいる。事故にあったり、食糧不足になったり、大きなリスクを回避できるのは色々な性格、種類が豊富なことだ。・・・ウン、環境問題で良く出てくる「生物の多様性」と言うのはこれかな。
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「思い」と「型」・・・葡萄の

ということで、一体葡萄は何を思っているのだろう。
前記したように何も思っていなく偶然の集積なんだろうか。数十年前葡萄を作り始めた頃、無剪定のまま、5年間放置したことがある。まあ、放置といっても防除だけはしていたけど。葡萄に限らず、植物は動物と違って自分では動けない。
そこに定着して生きていかなければならない。狩猟民族でなく農耕民族みたいだ。そうすると、自家の種を落とすか、遠くへ移動しようとすれば他人の手を借りて移動するしかない。それも、とびきりおいしく育てて。
5年間放置した葡萄はほぼ毎年2房だけはそれはそれは立派な葡萄を成らした。(茄子を作っている農家が同じようなことを言っていたのを記憶している。)葉序、2分の1の型を持つ葡萄ならではか。
それからすると、葡萄より柿、梨、それよりも8分の3の型を持つ柑橘類はさらに繁殖力が強く、分化したのはズーと遅い時代なのかな。(かなり、いい加減)
いずれにしても葡萄の型を読み取ることから葡萄の思いを推し量るしかないのかな。最近、シャルドネの若木の葉に欠乏症の症状が出ていた。苦土か石灰欠乏か?症状が明確でなかったので実験をした。苦土欠乏症であったが、他の品種には出ていない。ここで推論が分かってくる。
シャルドネは葉緑素の核になるmgを多く要求するのだ、多分。どこででも出来そうなシャルドネは意外に適地幅は狭い最高の葡萄は遠い。ビックリしたのは糖度は24度まで登るのだ。

「思い」と「型」・・・葡萄へ

この項目でやっと葡萄にたどり着いた。体力、知力、金力いずれをとっても足らなさすぎるため、醸造は半ばあきらめている。
それならば、最高のワイン葡萄を作ろうと思いを馳せる。醸造家はよくいう。葡萄が良ければ良いワインが出来る、と。だが、ワイン向けの最高の葡萄とはどんな葡萄だろう。これも良く言う小さい葡萄の方が糖度が高い、なんて。本当だろうか。テロワールを感じる葡萄が。なんて段々抽象的になってきた。
分かっているのは、糖度が高く、着色のいい葡萄だ。それだけか?ミネラルは?アミノ酸は?細胞分裂数は?ますます分からない。多分総合作品なのだろう、ワイン葡萄は。
だが、葡萄への思いと葡萄の思いは違う。明らかに違う。これまでも度々違っていることがある。生食用ぶどうにしても、良く手間暇かけていますね、なんて言うけど、いい葡萄ほど手間がかからないものだ。逆に良かれと思いしたことが逆のことが良くある。技術が単に未熟ということに尽きるのだが。思いは型が決まらなければ空回りするだけだ。・・・その前に葡萄は何を思っているのだろう。
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